【車いす衝突】千葉・大多喜町特養ホーム内で死亡事故

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千葉県夷隅郡大多喜町(飯島勝美町長)は9月14日、町営で運営する「大多喜町特別養護老人ホーム」(同町新丁173-2)介護棟と事務棟の渡り廊下スロープにおいて、車いすに乗って入所者1人で移動していた女性(90)が、下り坂スロープで加速したまま鉄製扉にぶつかって重傷を負い、その後死亡していたことを明らかにした。千葉県警勝浦署は事件事故いずれの可能性もあるとみて、くわしい事故原因を調べている。

同町および同ホーム施設管理係によると、この入所女性は9月12日午前10時10分ごろ、施設の中1階にある事務棟(出張理髪店)から車いすで1階介護棟の居室に戻る途中にある屋内のスロープにおいて自ら車いすを漕いでいたところ、傾斜で勢いが付いたまま約20メートル先の鉄製扉に激突し、ほお骨を折るなど顔面に重傷を負った。

いったん搬送された総合病院で治療を受けてホームへ戻ったが、同日午後になって、冷や汗が出るなど「気分が悪い」などと体調不良を訴えたため、再度病院を受診。そのまま入院して治療を受けたが、13日早朝に容体が急変して亡くなった。

同ホームの規定では入所者がスロープを車いすで移動する際は介護職員が付き添うことになっていたが、この女性は事務棟内の出張理髪店で散髪後、ホーム職員が目を離したすきに1人で介護棟へと向かってしまったという。

君塚道朋ホーム所長は、「誠に申し訳ない。原因を調査した上で、今後は再発防止に努めたい」などとコメントしている。

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