老施協、平石会長の続投を承認 現場とのつながりを重視 新メディアも開始


《 全国老施協・平石朗会長 》

特別養護老人ホームの経営者などで組織する全国老人福祉施設協議会は14日の理事会で、平石朗会長の続投を全会一致で承認した。平石体制の2期目が始まる。【Joint編集部】

現場とつながり、現場を支える全国老施協の実現 − 。

今回、平石会長が掲げたスローガンだ。政治や行政への働きかけに加えて、実際にサービスを担っている介護職と正面から向き合うことにも一段と力を入れて団体運営をしていく、という方針がベースにある。

平石会長はあわせて、「デジタル技術などを活用し、現場と老施協が直接つながる仕組みを作る」「リアルタイムに把握する現場の状況やニーズに基づく政策提言を実現する」などの意向も示した。

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2期目の重点目標としては、

1. 介護現場の革新

2. 広域感染症対策を含む災害対策の強化

3. 介護報酬改定への対応

を打ち出している。

平石会長はこの日、自らの方針を具体化する施策の柱として2つの新メディアを立ち上げると発表した。Webサイト「老施協デジタル」とスマホアプリ「老施協.com」だ。

「老施協デジタル」は紙媒体で発行している「月刊老施協」などのコンテンツを軸とする。制度改正・報酬改定の動向や現場の好事例、専門家の知見、インフルエンサーの考え方など、現場の関係者にとって役立つ情報を幅広に発信していく。既存の紙媒体も続けていくが、ネット展開を強化して介護職にリーチする力の向上を図る。

一方の「老施協.com」は、介護・福祉に関わる人に特化したコミュニティアプリ。仕事の悩み、あるいは実務的な相談などを匿名で投稿したり、コメントを書き込んだりすることができる。注目ニュースの閲覧や評価も可能で、老施協の独自コンテンツも数多く用意されている。iOS、iPadOS、Androidに対応。

老施協の担当者は、「現場の介護職を後押しするためのアプリ」と説明。「日々の相談・交流や情報共有を気軽に行える機能などが、少しでも皆さんのお役に立てば」と話している。

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