高齢者施設で職員が虐待 川崎市が行政処分【神奈川県】

神奈川県川崎市は、多摩区にあるグループホーム「ヒューマンライフケア多摩グループホーム」で、利用者の男性の頭を叩いたり、部屋に閉じ込めたりする虐待があったとして、2021年4月12日、この施設に対し、新規利用者の受け入れの3か月間停止と、介護報酬の請求上限を5割に制限するとした行政処分を発表した。

川崎市によると、2020年6月に施設を運営する法人から「施設内で虐待の疑いがある」と連絡があったという。市が調べを進めたところ、この施設の責任者と職員の合わせて4人が、利用者の男性に対して、頭をサンダルで叩いたり、引きずったりするなどの身体的虐待のほか、部屋に閉じ込めたりする虐待を行っていたことが明らかになった。また、食事の際に「いただきます」と言わなかったことを理由に食事を与えないという心理的虐待も行われていたという。

市は、介護保険法に基づく人格尊重義務違反が認められたとして、この施設に対し、2021年5月からの3か月間新規利用者の受け入れを停止するとともに、介護報酬の請求上限を5割に減額する処分を決定した。

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