障害者施設の女子中学生に暴行の元指導員 有罪判決【兵庫県】

神戸市北区の放課後等児童デイサービス施設「ホアロハ」で、利用者の知的障害のある女子中学生に暴行を加えたとして逮捕された元児童指導員の男(52)の裁判が開かれ、神戸地方裁判所は2021年3月15日、罰金20万円の有罪判決を言い渡した。

元指導員の男は、2020年5月、難病のアンジェルマン症候群で話すことができない女子中学生の利用者に対して足を蹴るなどの暴力を振るったとして、暴行の罪に問われている。

被害生徒の両親は、意見陳述書で「娘は話すことはできないが、相手の気持ちを感じ取ることはできる」と述べ、被害を訴えられない弱みに付け込んだ暴力や暴言などを非難した。

一方、元指導員の弁護側は、「いすを蹴ろうとした女子生徒をけがから守るため、足を払っただけだ」と無罪を主張していた。

15日の判決で、森里紀之裁判官は「被害者が言うことをきかなかったことにいら立ち、足を蹴った。ほかにも被害者に粗暴な言動を繰り返しており、反省の態度が見られない」として、求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡した。

この施設の利用者への暴力は、内部告発により表面化。被害生徒の頬を手のひらで殴ったことを認めている元施設長の男(45)も、別の暴行罪で有罪判決を受けており、一連の事件で暴行の事実が認定された。

コメント[2

コメントを見るには...

このページの先頭へ