=介護保険最新情報Vol.699= 「末期がん」→「がん」 要介護認定の申請、特定疾病の記載方法を変更 厚労省


《 介護保険最新情報Vol.699 》

今後は敢えて「末期がん」「がん末期」などと明記してもらう必要はない―。

介護保険最新情報Vol.699

厚生労働省は19日に全国の自治体へそう通知した。介護保険最新情報のVol.699で広く周知している。

40歳から64歳の第2号被保険者が要介護認定を求める際の話だ。申請書に特定疾病の名前を記載するルールとなっており、がんの場合は本人や家族らが「末期がん」などと書く必要があった。

これに対し、がん患者を支援する団体などから「当事者の心情に配慮して欲しい」「自ら『末期がん』とは書きづらく利用が進まない」など、改善を求める声が噴出。昨年3月に閣議決定された「がん対策推進基本計画」も、「保険者が柔軟に対応できるような方策を検討する」と国に要請していた。

厚労省は今回の通知で、「(申請書に)単に『がん』と記載されたものでも受理して差し支えない」と説明。特定疾病に該当するかどうかを確かめる場合にも、介護保険サービスを利用し得る状態であると主治医から聞いたか否かを尋ねるにとどめるなど、心情に配慮して直接的な表現を避けるよう指導した。

第2号被保険者の介護保険サービスの利用を認める特定疾病は16種類。がんは末期のみが対象で、「医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る」と定められている。

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