音声がすぐテキストに Google、聴覚障害者の会話を支えるandroidアプリ発表


《 Google「Live Transcribe」》

Googleは米国時間の4日、音声をほぼリアルタイムでテキスト化するアプリ「Live Transcribe」を発表した。Androidスマートフォンのマイクで拾った相手の声を即座にディスプレイへ表示する。耳の不自由な人、聴力の衰えた高齢者などのコミュニケーションを支援する最新のツールだ。

Making audio more accessible with two new apps

実際に使ってみると、イメージしていたよりテキスト化がスピーディーで驚いた。英語や日本語など70種類以上の言語に対応。スマホに外部マイクを装着すれば聞き取り性能がアップするという。いったん止まった会話が再開したことを知らせるバイブレーション機能も搭載されている。

フォントサイズは5段階。表示方法は「黒い背景に白い文字」か「白い背景に黒い文字」の2種類だ。テキストで会話したい人のためにキーボードツールも用意された。読むのが追い付かない場合に変換をいったん止める「保留ボタン」もある。

起動中はネットへの接続が必要。Googleは会話をサーバーに保存することはないとしている。現在はβ版を無料で公開中。利用環境は「Android 5.0 Lollipop」以降となっている。

騒がしい場所でも会話をクリアに

Googleはこの日、同じく聴覚障害者向けの「Sound Amplifier」も発表した。騒がしい場所でも会話をクリアに聞けるよう設計されたアプリ。余計な音をフィルタリングして必要な音を際立たせる機能を持つ。小さい声のボリュームを上げる、周囲のノイズを小さく抑える、そうした調節をスライダーで行える。スマホに有線ヘッドホンをつなげて使う。

すでにPlayストアで公開されており、「Android 9 Pie」以降のスマホで利用できる。今回発表された2つのアプリは、どちらも今後「Pixel 3」へプリインストールされる予定。

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