「それいゆ」入所者3人死亡 元介護職員を逮捕【岐阜県】

2017年7月末から8月中旬にかけて、岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」にて80~90代の入所者3人が死亡、2人が負傷した事件で、岐阜県警高山署捜査本部は2019年2月3日、5人のうち90代女性にけがを負わせたとして、元職員の小鳥剛容疑者(33)を傷害容疑で逮捕したことを発表した。

事件があった施設
・介護老人保健福祉施設 「それいゆ」
・住所:岐阜県高山市桐生町4-268
・入所定員:100名
・運営:医療法人同仁会

事件の概要

小鳥容疑者は2017年8月15日午後2時10分頃、介護老人保健施設「それいゆ」に入所中の横山秀子さん(当時91)に暴行を加え、両肋骨を折るなど全治2ヶ月の大けがを負わせた疑いが持たれている。同8月、同容疑者は自宅前にてマスコミなどの取材に応じ、「100パーセントやってないです」などとコメントし、事件への関与を否定していた。

同施設をめぐっては、2017年7月末から8月中旬にかけて、横山さんを含む入所者男女計5人が骨を折るなどのけがを負い、うち3人が相次いで死亡している。同県高山署による捜査の結果、事件発覚から約1年半で刑事事件に発展、小鳥容疑者はいずれの入所者の介護にも関わっていたことが分かっており、警察は他の入所者の死傷事件についても関与を調べる方針である。

施設側の対応

「それいゆ」を運営する医療法人同仁会の折茂 謙一理事長は2019年2月5日、報道陣の取材に対応。小鳥容疑者の逮捕に関して「最終的に事件か事故か結論が出ていない。逮捕は事実だが結論が出ていないのでコメントは難しい。」と語った。同理事長は、2017年の事件発覚時には「1人目は病死か自然死、残り4人は事故死」との見解を示したが、後日記者会見では「事件の可能性が強いという印象がある」と説明、その一方で被害者家族に対しては「介助時に強く抱きかかえたことが原因の可能性がある」との見方を伝え、食い違いを見せていた。

※該当施設へ電話取材を申し込みましたが、管理者不在とのことで断られました。

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