介護の技能実習、日本語要件を3月から緩和へ 1年後の「N3」撤廃 厚労省


《 厚労省 》

技能実習制度のもと介護の現場で働く外国人に課している日本語要件の緩和について、厚生労働省がパブリックコメントの意見募集を始めた。期間は2月27日(水)まで。今年度中に告示を改正し実施に踏み切る方針だ。

パブリックコメント:意見募集中案件詳細

技能実習生の日本語要件は、来日時が日本語能力試験の「N4」程度、入国1年後が「N3」程度。厚労省は今回、入国1年後の「N3」程度を撤廃することに決めた。引き続き日本語を学んでいく意思を明らかにしていること、実際に日本語の学習に取り組んでいくことなどを条件として、「N4」のままでも仕事を続けられるように見直す。

従来のルールでは、入国1年後までに「N3」程度に達しなければ帰国を余儀なくされる。このハードルが高く、円滑な受け入れを妨げているという指摘が出ていた。ベトナムやフィリピンといった送り出し国の政府からも、実習生のリスクに配慮して再考するよう求める声があがっていた。

厚労省の判断はこうした海外からの意見も踏まえたもの。一方、関係者の一部はサービスの質の低下を懸念した慎重論を唱え続けている。

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