医療機能情報提供制度の項目改正、2月に省令・告示公布へ

社会保障審議会 医療部会(第65回 1/17)《厚生労働省》

今回のポイント
●社会保障審議会医療部会は1月17日、医療機関から報告された情報を都道府県が集約して住民に提供している「医療機能情報提供制度」の報告項目改正について、厚生労働省から説明を受けた。
○今回、追加や見直しをするのは、▽かかりつけ医機能▽病院の機能分類▽医療機器による医療被ばく線量の管理▽18年度診療報酬改定に伴う項目▽介護医療院の併設▽診療録の開示請求時の料金▽JCI(Joint Commission International)による認定-など。
○かかりつけ医機能では、関連する診療(日常的な医学管理、在宅療養支援など)の実施状況と、診療報酬(【地域包括診療加算】、【地域包括診療料】など)の算定状況の報告を求める。

社会保障審議会医療部会は1月17日、医療機関から報告された情報を都道府県が集約して住民に提供している「医療機能情報提供制度」の報告項目改正について、厚生労働省から説明を受けた。日常的な医学管理や在宅療養支援といった「かかりつけ医機能」や、医療放射線の安全管理に関する項目などを追加する。関係省令・告示の公布および施行は、2月となる見通し(p50参照)。

医療機能情報提供制度は、医療機関の選択に役立つ情報を住民に提供することを目的として、2007年に創設。だが、開始から10年以上が経ち、医療を取り巻く環境が大きく変化したことから、利用者の利便性や、自治体と医療機関の負担も考慮しつつ、見直すことになった(p37~p38参照)。

今回、追加や見直しをするのは、▽かかりつけ医機能▽病院の機能分類▽医療機器による医療被ばく線量の管理▽18年度診療報酬改定に伴う項目▽介護医療院の併設▽診療録の開示請求時の料金▽JCI(Joint Commission International)による認定-など(p39参照)。

かかりつけ医機能では、関連する診療(日常的な医学管理と重症化予防/地域の医療機関等との連携/在宅療養支援、介護等との連携/適切かつわかりやすい情報の提供)の実施状況と、診療報酬(【地域包括診療加算】、【地域包括診療料】、【小児かかりつけ診療料】、【機能強化加算】)の算定状況の報告を求める(p40~p41参照)。

放射線の照射量表示機能がある医療機器の保有台数なども追加

医療機器による医療被ばく線量の管理では、医療放射線の安全管理が適切に行われていることを示す指標として、被ばく線量が相対的に高い検査に使用する医療機器の保有台数と、それらのうち、照射線量の表示機能がある機器の台数の報告を求める。対象機器は病院の場合、▽移動型デジタル式(アナログ式)循環器用X線透視診断装置▽据置型デジタル式(アナログ式)循環器用X線透視診断装置▽X線CT組合せ型循環器X線診断装置▽全身用X線CT診断装置-などを想定している(p46~p48参照)。

病院の機能分類には、▽がんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム医療連携病院▽小児がん拠点病院▽都道府県アレルギー疾患医療拠点病院-などを追加する(p43参照)。


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