返還請求のNPO法人、さらに過大受給の疑い(兵庫県)

2018年11月、身体障害者が共同で生活する「生活ホーム」を運営する兵庫県西宮市のNPO法人「西宮がすきやねん」が、障害者支援施設運営補助金を同市から不正受給していた問題で、同年12月19日、同市は新たに過去5年間のうちに介護給付金などを含む最大約8800万円を過大受給していた疑いがあると発表した。

過大受給が疑われている事業所
・特定非営利活動法人 西宮がすきやねん
・理事長:吉田 知英
・住所:兵庫県西宮市染殿町10-5-301
・法人設立認証年月日:2004/03/22
・事業の種類
 (1)障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業
 (2)障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業
 (3)介護保険法に基づく指定居宅サービス事業、指定介護予防サービス事業及び指定居 宅介護支援事業
 (4)福祉人材の養成事業
 (5)調査研究・啓発事業

事件の詳細

2018年11月20日、身体障害者が共同生活を送る「生活ホーム」を運営する兵庫県西宮市のNPO法人「西宮がすきやねん」が、平成25年以降、利用人数や利用回数の水増しなどで市に補助金約4300万円を申請・受給していたことが発覚した。市はこれに対し、年度末までに全額返還するように求めていたが、さらなる調査でこの度同法人が運営する別事業において新たに過去5年間で介護給付金など最大約8800万円を不正に受給していた疑いがあることが分かった。

6月に市が行なった監査では、本来夜間に兼務できないはずの施設業務と重度訪問介護サービスを行い、給付金を得たとされている。同法人は2013年10月~重度訪問介護で約8800万円の加算金を受け取り、二重受給の疑いがある。

西宮市の見解

調査を行った結果、2013年度から2017年度までの間に少なくとも総額3913万6000円を不正受給していたことを確認、それに関して返還請求を行っていたが、この度新たな過大請求が発覚したことに対しても、勤務実態の精査と過大請求分の追加返還を求めている。また、市が適切な履行確認を実施しなかったことも原因の一つもあると考えられている。他の補助金を含め履行確認方法等の点検・検証を行うとともに、今後は定期的な現地調査を徹底するなど必要な審査を行い、適切な補助金交付事務に努めると主張している。

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