デイサービス事業所の効力停止処分【香川県】

香川県丸亀市にある「特別養護老人ホーム華デイサービス」(所在地:香川県丸亀市綾歌町栗熊西224番地2、運営会社:社会福祉法人あやうた福祉会、代表:赤澤 正敏)が、不正請求や虚偽答弁等による指定停止の行政処分を受けた。処分期間は平成30年12月19日から平成31年6月18日まで。

処分までの経緯と理由

平成30年5月22日に香川県が当該事業所の実地指導を行っていたところ、介護報酬の請求に疑わしい点が見つかった。県は実地指導から監査に切り替えて、平成30年5月から8月までの間に合計8回の監査を実施。不正請求の有無や不正請求額、職員の虚偽報告や虚偽答弁などを聴取した。監査の結果、当該事業所の管理者をはじめとする関係職員が、不正請求や虚偽の報告を行っていたことを認めた。

10月23日、監査にもとづいて運営法人の代表である理事長宛に、弁明の機会を与えるための弁明通知書(不利益処分の内容やその原因となる事実を示した書類)を交付。運営法人の理事長から、11月6日に不利益処分の原因となる事実に間違いがない旨の弁明通知書が提出された。なお、処分理由については以下の通りである。

・法第77条第1項第6号に該当する不正請求
平成28年4月から平成30年5月までの間、サービス提供体制強化加算の算定要件を満たすために勤務実態のない介護職員を勤務しているかのように勤務実績表を改ざんし、介護職員に占める介護福祉士の割合を偽装していた。不正請求によるサービス提供体制強化加算額は約74万円にのぼる。
また、個別機能訓練加算の算定要件を満たすためには常勤専従の機能訓練指導員を配置する必要があるにもかかわらず、配置せずに利用者へサービスを提供していた。平成28年9月から平成29年7月までの期間、個別機能訓練加算約114万円を不正に請求し受領していた。

・法第77条第1項第7号に該当する虚偽の報告
県による監査の際、担当する職員が改ざんした勤務実績表を提出した。さらに勤務実績表の改ざんを隠すために、業務日誌や職員配置図などを偽造した。

・法第77条第1項第8号に該当する虚偽の答弁
監査の聴取において、当該事業所の管理者や職員が勤務実態のない職員が実際に勤務して介護業務にあたっていたとする虚偽答弁を繰り返した。

当該事業所の建物には、通所介護事業所以外に特別養護老人ホームと特別養護老人ホームショートステイ、居宅介護支援事業所が入っている。

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