首相、外国人受入れ拡大に意欲 「世界から人材が集まる日本に」 臨時国会開幕

第197臨時国会が24日に召集された。会期は12月10日までの48日間。

安倍晋三首相は所信表明演説を行い、「世界から尊敬される日本、世界中から優秀な人材が集まる日本を創り上げていく」と明言。外国人の受け入れ拡大に向けて出入国管理法を改正する意向を改めて示し、「全国の中小・小規模事業者が深刻な人手不足に直面している」と意義を訴えた。

出入国管理法では新たな在留資格「特定技能」を設ける。分野ごとに用意するテストなどをクリアした外国人の労働者に来日の道を開く。在留期間の上限は5年間。技能実習制度との接続も可能(あわせて最長10年)。この間により高い専門性を身につけた人には、家族を呼んで長く暮らしていくことを認めるという。対象分野には介護も含める方向で調整が進められている。

安倍首相は所信表明演説で、「一定の技能を有し、即戦力となる外国人を受け入れる。出入国在留管理庁を新たに設置し、受け入れ企業の監督に万全を期す」と説明。「(外国人を)社会の一員として、その生活環境の確保に取り組んでいく。日本人と同等の報酬をしっかり確保していく」と理解を求めた。「IoT、ロボット、人工知能、ビッグデータ。第4次産業革命のイノベーションを取り入れることで生産性の向上にもつなげる」とも述べた。

このほか、「少子高齢化という我が国最大のピンチもチャンスに変えることができるはず」と強調。「元気で意欲あふれる高齢者の経験や知恵をもっと活かすことができれば、日本はまだまだ成長できる。人生100年時代の到来は大きなチャンスだ」と広く呼びかけた。

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