風しん流行、四国を除くすべての地域に拡大か 感染研が注意喚起

首都圏における風疹急増に関する緊急情報:2018年8月29日現在(9/4)《国立感染症研究所》

国立感染症研究所・感染症疫学センターが9月4日に発表した、風しんに関する緊急情報によると、2018年第1週~34週(1月1日~8月26日)の国内累計患者数は273人となり、2014~2017年の同時期の報告数および、2015~2017年の年間累計報告数を超えたことがわかった。報告患者の7割が東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に集中している状況は第33週までと変わりはないが、第34週は愛知、兵庫、広島でも複数の患者が発生。同センターは、「四国地方を除くすべての地域に感染が拡大し始めている可能性が高い」と警戒を強めている(p1~p3参照)。

2018年の風しん患者の報告数は第30週(7月23日~29日)以降、右肩上がりに増加。第34週(8月20日~26日)の報告数は前週の47人よりもさらに多い84人となった。地域別の報告数は千葉県(84人)と東京都(72人)で多く、神奈川県(24人)と埼玉県(18人)を合わせた4都県の累計報告数が全体の73%を占める。さらに第34週は、広島県(6人)、兵庫県(3人)、愛知県(2人)からも複数の報告があった(p1参照)。

風しんの抗体保有率は成人男性で低いことが過去の調査などから明らかになっており、第34週の報告患者84人中66人は、20歳以上の男性。同センターは、抗体保有率の低い世代や妊婦の周囲にいる人たちなどのワクチン接種を改めて呼びかけている(p1参照)(p3~p4参照)。


■資料PDFダウンロードはこちらから■
http://www.care-mane.com/pdf/news/201809/20180910-3.pdf
記事の資料ダウンロード・著作権について
提供:厚生政策情報センター

コメント[3

コメントを見るには...

このページの先頭へ