訪問介護のサ責、ルール厳格化 2級ヘルパー廃止 ケアマネとの連携促進も―2018年度 介護報酬改定

来年度の介護報酬改定に向けた協議を進めてきた社会保障審議会・介護給付費分科会の1月26日の会合――。厚生労働省が提示した見直し案が了承され、訪問介護のサービス提供責任者を取り巻くルールが厳格化されることも正式に決められた。

第158回社会保障審議会介護給付費分科会資料

旧ホームヘルパー2級課程と初任者研修課程の修了者は、4月から原則としてサ責に就けなくなる。ただし、向こう1年は経過期間。現に従事している人に限り、2018年度末まではそのまま担ってもよいとされた。2019年4月以降は完全廃止となる。

居宅のケアマネジャーとの連携・調整に関する規定も増える。より適切なサービスの提供につなげるため、利用者の口腔の問題や服薬状況などに関する気付きを共有(多職種を含む)することが義務付けられた。実際のサービスの所要時間を記録し、それとケアプラン上の標準時間とが著しく乖離している場合について、ケアマネに伝えて修正してもらうことも責務とされる。

自らの事業所のサービスを優先させる目的で不当な働きかけをしてはいけない――。そんな決まりも新たに設けられた。これは事業者にも適用され、守らないと4月以降は運営基準に違反していることになる。いわゆる「囲い込み」を防ぐ施策の一環。給付費の適正化に結びつけることが国の狙いだ。

コメント[27

コメントを見るには...

このページの先頭へ