【経済的虐待】広島市「SOMPOラヴィーレ舟入」停止

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SOMPOケアネクスト株式会社(遠藤健社長、東京都品川区東品川四丁目12番8号)は昨年12月15日、広島市健康福祉局高齢福祉部介護保険課より介護付き有料老人ホーム「SOMPOケア ラヴィーレ舟入」(広島市中区舟入南4-1-3)が行政処分を受けたことを明らかにした。今回の処分は、SOMPOケア ラヴィーレ舟入ホームで働いていた20歳代の元介護職員(男性)が、施設に入居する要介護者の80歳代男性利用者の預金引き出し用キャッシュカードを盗みだし、現金455万3,564円を不正に引き出していたことによるもの。

この元男性職員は昨年8月に退職。すでに運営会社であるSOMPOケアネクストが被害者側に謝罪し、全額を弁済したという。なお、被害者側はすでに当局に被害届を出している。

SOMPOケアネクストおよび広島市介護保険課事業者指導係によると、この元男性職員は昨年5~6月に約20回、現金自動預け払い機から被害者の預金を不正に繰り返し引き出したとされる。

今回の不正発覚のキッカケは昨年6月、被害者男性が身に覚えのない出金があるとホーム側に訴えたことにあった。事業者側が調査をすすめるなか、昨年8月下旬になって元男性職員が犯行を認め退職。この元職員は「知人との関係でまとまった額が必要になった」などと話していたという。

市健康福祉局高齢福祉部介護保険課は1月1日付で、入居者への経済的虐待を理由に、介護保険法第77条第1項第5号および同法第115条の9第1項第9号に基づき、SOMPOケア ラヴィーレ舟入ホームへの新規受け入れを今年1月から3月末までの3ヵ月間停止する処分を出した。

以下、SOMPOケアネクスト社Webサイト上に遠藤社長名で公表された処分の詳細は次のとおり。

本日、弊社が運営する広島県広島市中区舟入南4丁目1番3号所在の介護付有料老人ホーム「SOMPOケア ラヴィーレ舟入」は、介護保険法第77条第1項第5号および同法第115条の9第1項第9号により、広島市から同施設に対する3か月のご利用者さまの新規受入停止の行政処分に関する通知を受領しましたのでお知らせします。
同施設のご利用者さまおよびご家族の皆さまをはじめ、行政ならびに関係者の皆さまには多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。弊社は、広島市の行政処分を真摯に受け止めるとともに、全職員に対してこれまで以上の社員教育の徹底、法令・企業倫理を遵守し安全管理の徹底に向けた取組みを更に強化し、再発防止に向けて全力で取り組む所存です。

【処分の理由について】
1名の弊社元職員(介護職員)が、1名のご利用者さまの預金引出用カードを窃取し、当該ご利用者さまの預金を繰り返し不正に出金していたため

【行政処分の内容について】
3か月間の新規受入停止:2018年1月1日~2018年3月31日
処分通知日:2017年12月15日

■SOMPOケアネクスト株式会社「SOMPOケア ラヴィーレ舟入に関する行政処分についてのお知らせ」
http://www.sompocare-next.jp/release/download/SOMPO%E3%82%B1%E3%82%A2%20%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AC%E8%88%9F%E5%85%A5%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A1%8C%E6%94%BF%E5%87%A6%E5%88%86%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

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