介護福祉士を目指す学生に毎月5万円 5年働けば返済免除 政府、予算を拡充へ

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《 加藤厚労相 》
政府は22日、追加の歳出を2兆8,964億円とする今年度の補正予算案を閣議決定した。防災・減災などの公共事業に1兆2,567億円を充てるほか、安倍政権が掲げる「生産性革命」や「人づくり革命」の推進に向けて4822億円を投資する。来年度の予算案とともに年明けの通常国会へ提出し、早期の成立を図る方針だ。

平成29年度補正予算

厚生労働省に割り振られた額は1,293億円。目玉は子育てを後押しする施策だ。保育の受け皿の整備に約半分の643億円が計上されている。

平成29年度厚生労働省補正予算案の概要

介護の分野では、介護福祉士の養成校に通う学生を支える既存の「修学資金貸し付け制度(*)」にリソースが充当された。外国人の留学生が急激に増えていることも勘案し、財源が底をつかないよう新たに14億円の原資を積み増す。専門学校などに通う方はぜひ積極的に活用してもらいたい――。社会・援護局の担当者はそう呼びかけている。

修学資金貸し付け制度
入学する際に20万円、通学期間中に毎月5万円、卒業する際に20万円(就職準備金)を受けられる。他の業界に就職すると返済しなければならないが、国家資格を取って現場で5年以上働けば全く返さなくてよい。詳細の説明は各都道府県の社会福祉協議会などが担っている。
※問い合わせ先のリスト(PDF)

補正予算案にはこのほか、現場の生産性を高めるための事業の財源として2億9,000万円が盛り込まれている。経営の専門家に規模の小さな事業所を訪問してもらい、日々の業務をどう見直せば効率化できるか探らせるという。より効果的な取り組み例をまとめたうえで、来年度末にもガイドラインを出して実践を促す計画だ。

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