AIケアプランを利用者へ提供 実証が本格化 33人のケアマネが参加


《 参加するケアマネ向けの説明会(画像提供:シーディーアイ)》

ケアプランの作成を支援する人工知能(AI)の開発を進めている株式会社シーディーアイは6日、愛知県豊橋市で日本初となる実証プロジェクトを本格的に開始した。

AIが作ったケアプランをケアマネジャーが確認し、個々の状態などを踏まえて調整したうえで実際に提供していく。利用者の心身機能の維持・改善に結びついているか、ケアマネの業務にどんな変化を与えたかなどを調べていく方針だ。

愛知県豊橋市でケアプラン作成を支援する人工知能の利用を開始

市内のケアマネ33人が参加する。利用者の情報をブラウザで入力すればケアプランの中身が提案される仕組みを使う。入力する情報は、要介護認定の一次判定の際に調べるポイントなどが中心になるという。来年度からのサービスの開始に向けて、年明けの2月2日まで行っていく計画だ。

シーディーアイはセントケア・ホールディングからのスピンオフで今年3月に誕生した。ビッグデータから最適解を導くAIの強みは、ケアプランの作成にも大いに活かせるのではないか――。そう見込んで普及を目指している。ケアマネの負担軽減に加えて、自立支援や重度化防止の観点からより効果的な「科学的介護」の実現につなげていく構想だ。政府系ファンドの産業革新機構のほか、日揮やツクイ、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、損保ジャパン日本興亜などが資金を出した。豊橋市はこれまで、匿名化した介護保険データおよそ10万件を提供している。

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