ヘルパー2級のサ責、2019年度に完全廃止へ 来年度は経過措置 厚労省方針―社保審・介護給付費分科会

厚生労働省は1日、訪問介護の事業所に配置するサービス提供責任者の任用要件について、初任者研修の修了者と旧ホームヘルパー2級を今年度いっぱいで廃止する方針を固めた。ただし、現に従事している職員を対象とした1年間の経過措置を設けるため、完全廃止は2019年度となる。来年度の介護報酬改定に向けた協議を進めている審議会で提案し、委員から大筋で了承を得た。

第149回社会保障審議会介護給付費分科会資料

介護福祉士をはじめとする専門性の高い人材に担ってもらうようにする狙い。厚労省はすでに、2級ヘルパーなどにサ責を任せている事業所の報酬を30%減らしている。この減算も来年度に限って残し、2019年度に完全廃止する計画だ。

厚労省はこのほか、利用者の状態などに関する「気付き」をケアマネジャーなどの関係者と十分に共有することを、サ責の責務として明確化する意向を示した。実際のサービスの提供時間がケアプランの標準時間と乖離している場合に、それをケアマネに伝えることも役割として規定に位置付ける考えだ。

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