「スピードアップが必要」 介護現場のイノベーション加速へ今期の検討開始―未来投資会議・構造改革徹底推進会合

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《 内閣府 》
政府の未来投資会議が27日、医療や介護の分野を集中的に議論する会合(構造改革徹底推進会合)の今期の第1回を開催した。介護ロボットの普及や「科学的介護」の展開に向けた施策について、厚生労働省から進捗状況を聴取。今後もフォローアップを続けていき、現場のイノベーションの加速につなげていく方針を確認した。

「健康・医療・介護」会合(第1回)配布資料

厚労省は今回、介護報酬・施設基準の見直しを念頭に見守りシステムの実証を進めていることや、「科学的介護」のエビデンスを確立するための具体的な検討を始めたことなどを報告。遠隔診療や電子処方箋、電子版お薬手帳など、医療サービスの効率化に向けた施策も説明した。委員からは、介護の居宅サービスの事業所でICTが十分に活かされていない現状を問題視する声が噴出。「スピードアップが必要ではないか。在宅で活用が進まない根本原因を把握し、抜本的な対策を検討すべき」との注文がついた。

成長戦略の進捗状況を検証し、これから取り組むべき施策を改めて整理したうえで、重点化して推進していく――。未来投資会議は今後、この基本的な考え方をもとに会合を重ねていく方針だ。医療・介護の分野も、当面は厚労省の施策のフォローアップが中心となる見通し。内閣府の担当者は会合後、「これまでの成長戦略を振り返り、各省の取り組み状況やテクノロジの進歩など最新の動向も踏まえつつ、新たな施策を検討していきたい」と話した。

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