高齢者の薬物有害事象を防ぐため、適正処方の手引きを作成 日医

超高齢社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き (1)安全な薬物療法(10/18)《日本医師会》

日本医師会は10月18日、高齢者の多剤併用による有害事象を防止するため、基本対策や慎重投与が必要な薬物、服薬管理・支援方法をまとめた「超高齢社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き」(p1~p12参照)を公表した。

高齢者は若年者に比べて薬物による有害事象が起こりやすく、重症化するリスクが高い。また、複数の疾患を持っている傾向があり、多剤併用になりやすいことも、有害事象の発生が増える原因とされ、処方・服薬過誤など医療管理上の問題も指摘されている(p2参照)。

多剤投与是正のための有効策の1つが減薬だが、病状が悪化する可能性もある。そのため手引きは、多剤即減薬ではなく、症例ごとに病態や生活機能、本人の意思、嗜好などから総合的に判断することが重要と指摘した。その上で減薬を検討する場合は、(1)予防薬のエビデンス、(2)対症療法の有効性、(3)薬物療法以外の手段、(4)処方薬剤の優先順位に基づく薬剤の必要性-の4点をポイントに各薬剤の必要性を再考する手順を提示。「特に処方薬剤に優先順位をつけて、必要性の低いものを中止する努力が最も求められる」とした(p3参照)。



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