社福法人の業況、2期連続上昇 福祉医療機構

社会福祉法人経営動向調査の結果について(10/4)《独立行政法人福祉医療機構》

独立行政法人福祉医療機構は10月4日、「社会福祉法人経営動向調査」(2017年9月実施)の結果を公表した。社会福祉法人の業況は2期連続で上昇したほか、サービス活動増減差額も前回から上昇した。特別養護老人ホームのサービス活動増減差額は前回より上昇したが、黒字割合は前回から低下した(p1参照)。

調査は特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人を対象に、▽業況▽資金繰り▽従事者数等に関する現在の状況▽3カ月後の先行き予測-などについての現場の実感を3段階で答えてもらい、DI値を算出した。マイナス100からプラス100の範囲で、数値が高いほど良い状態を示している。調査対象は495法人で、有効回答数は475(有効回答率96.0%)だった(p1参照)。

社会福祉法人の「業況判断DI」はプラス8(前回調査ではプラス5)と上昇したが、「サービス活動収益DI」はマイナス6(マイナス6)、「サービス活動増減差額DI」はマイナス11(マイナス13)、「黒字・赤字DI」はプラス20(プラス21)、「資金繰りDI」はマイナス2(マイナス2)とほぼ横ばいだった(p10参照)。

特別養護老人ホームは、「サービス活動収益DI」はマイナス5(前回調査ではマイナス6)、「サービス活動増減差額DI」はマイナス11(マイナス14)で若干の改善がみられるものの、「黒字・赤字DI」はプラス14(プラス18)で黒字割合が低下した。「稼働率DI」は、マイナス5(マイナス8)で、2期連続上昇(p16参照)。「施設全体の従業員数DI」はマイナス65(マイナス55)、「介護職員の確保DI」はマイナス91(マイナス84)といずれも低下し、人材の確保・定着に問題を抱える実態が浮かび上がった。

なお、資料には動向調査の「全体版」が付されている(p9~p21参照)。



■資料PDFダウンロードはこちらから■
http://www.care-mane.com/pdf/news/201710/20171013-1.pdf
記事の資料ダウンロード・著作権について
提供:厚生政策情報センター

コメント[19

コメントを見るには...

このページの先頭へ