ケアプランAIのシーディーアイ、豊橋市と協定 10万件の介護データ活用へ

《 左:シーディーアイ 岡本社長 》
ケアプランの内容を人工知能(AI)が提案するシステムの開発を進めているベンチャー「シーディーアイ」が10日、愛知県豊橋市と共同で研究を行っていく協定を締結したと発表した。

豊橋市と人工知能によるケアプラン作成の実証プロジェクト開始

豊橋市が約10万件の介護保険データを匿名加工して提供する。それをAIに学習させ、アウトプットの精度の向上を図る考えだ。「AIプラン」の利用者の満足度や身体機能の変化、ケアマネジャーの業務への影響なども調べ、課題の抽出や改善に結びつけていく。「AIを使ってパラダイムシフトを起こす」。そう意欲をみせている。

介護大手のセントケア・ホールディングからのスピンオフで今年3月に生まれたシーディーアイ。政府系ファンドの産業革新機構に加え、日揮やツクイ、社会福祉法人こうほうえんなども出資に加わっている。

掲げているビジョンは、「お世話する介護から自立を促す介護へ」。ケアプラン作成のプロセスにAIを組み込んでそれを実現したいという。ケアマネの負担軽減にもつながると見込む。利用者の心身の状態などを入力すれば、プランの原案が自動で生成される仕組みを想定。ケアマネがそれに目を通し、本人・家族の希望なども加味して最適なプランに仕上げる流れを構想している。来年度にもサービスを開始する予定。

コメント[38

コメントを見るには...

このページの先頭へ