福祉用具貸与のレセプト、商品コードの形式を今秋にも統一へ 厚労省が方針

《 3日の政策説明会 》

福祉用具貸与の介護給付費明細書に記載する商品コードの形式を、今年10月にもすべて統一してもらう ー 。

厚生労働省は3日、自治体の介護保険の担当者を集めて開催した政策説明会でそんな方針を打ち出した。既に広く用いられている「TAIS(福祉用具情報システム:タイス)コード」に合わせ、「5桁 - 6桁」の半角・英数字を使う。個々のレンタル料をより効率的に把握できるようにすることが狙い。「TAIS」に登録していない商品については、これから9月までかけて新たなコードを付与していく考えだ。

政府は昨年末、給付費の適正化に向けて商品ごとにレンタル料の全国平均額を算出・公表することに決めている。それを利用者へ明示しなければいけないルールとするほか、「全国平均額 + 1標準偏差」をレンタル料の上限として設定する計画だ。一般的な水準より大幅に高い価格をつける事業者がいるためで、実施は来年の10月から。こうした規制の強化にあたって、全国の事業所のレンタル料をくまなく把握するより効率的な仕組みが必要となっている。

福祉用具貸与のレセプトには「TAISコード」、「JANコード」、「ローマ字(メーカー名 - 商品名)」のどれかを書き込む決まり。現状で多くを占めているのが「TAISコード」で、全てこの形式とすれば価格情報を収集・整理しやすくなるという。

「商品コードの記載は正確に」

厚労省は3日の政策説明会で、商品ごとのレンタル料の全国平均額と上限額を早ければ来年の春にも公表する、とのスケジュールを明らかにした。加えて、「今も商品コードが正確に記載されていないレセプトがある」と指摘。全国の事業者に対し、
・ 商品コードは誤りなく正確に記載して欲しい
・ 同一の商品を含め、複数の福祉用具を請求する場合も、ひとつひとつ分けて記載して欲しい
と協力を呼びかけている。

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