厚労相、介護現場の書類半減に意欲 「仕事の魅力を高める。しっかりやりたい」


《 衆院・厚労委 》

介護の現場のペーパーワークを半分に減らすという国の構想――。塩崎恭久厚生労働相がその実現に向けた意欲を改めて示す一幕があった。

14日の衆議院・厚生労働委員会。民進党の初鹿明博議員から、「事務の量が非常に多く、本来のサービス以外のところに手間がかかっている。残しておかなければいけない書類も多すぎる」との指摘を受け、「全く賛成」と答弁した。そのうえで、「働いている人たちの過剰な負担をできる限り減らすということが、介護の仕事の魅力を高める大きなファクターだと思う。しっかりやっていきたい」と語った。紙から電子データへの置き換えを進めたり、報告事項の無駄や重複を排除したりすることによって、「文書量を全体として半分にする」という。

政府は昨年末にまとめた「経済・財政再生計画(2016改定版)」に、2020年度にも書類の半減を達成する目標を書き込んでいる。厚労省はモデル事業を展開中だ。実態の把握や課題の洗い出しを図り、有効な施策の立案につなげたいとしている。

塩崎厚労相は14日の厚労委で、来年度の介護報酬改定に何らかの具体策を組み込みたい考えも打ち出した。「今度の改定でどのような負担軽減を図れるのか検討を深めていきたい」と説明。野党の議員からは、「介護職員処遇改善加算」の取得に必要な書類を減らすよう求める声があがった。

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