【職員兼利用者が水増し】埼玉県「ベストライフサポート」取り消し

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埼玉県福祉部障害者支援課は3月29日、介護給付費1,484万431円を不正請求し受領したとして、「特定非営利活動法人 ベストライフ」(岡崎千鶴子理事長)が蕨市内において障害者総合支援法の規定に基づいて発達障がい・知的障がい・精神障がい・身体障がいのある人や高齢者向けに運営する居宅介護・重度訪問介護事業所「ベストライフサポート」(同市南町2-16-4)の市指定を取り消した。

県障害者支援課地域生活支援担当によると、自身も介護サービスを受ける身体障がい者であるベストライフNPO法人役員にして管理者の男性職員が、2012年1月から昨年11月までの間、自宅へのホームヘルパー派遣回数を1日1回から2回に水増し請求するなどして計1,484万431円分を蕨市に不正に請求し受領していた。

今回不正発覚のキッカケは昨年12月下旬、外部から県当局宛てにかかってきた電話による通報であった。当の男性職員は県の調べに対して、「事業所経営が厳しく、不正受給分は運営に流用してしまった。1人でやった」などと説明。事務所管理者および利用者たる自らの立場を利用して虚偽内容をふくんだ架空文書をパソコン入力して請求していたとされる。

なお、NPO法人側としては、不正受領金を全額返還する意向を示している。

以下、今回処分の理由・法的根拠など詳細は次のとおり。

【処分の根拠法令】障害者総合支援法第50条第1項第5号に該当

【指定取消の理由】不正請求

当該事業所のサービス利用者である法人職員は、平成24年1月から平成28年11月までの間、自身がサービス提供を受けていないにも関わらず、事業所がサービス提供を行ったものとして、介護給付費を不正に請求、受領していた。

■埼玉県「障害福祉サービス事業者の指定取消処分について」
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/170329-06.html

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