【不正受給】佐賀県「かがみデイサービス」3ヵ月停止

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佐賀県健康福祉部長寿社会課および唐津市保健福祉部高齢者支援課は1月23日、特定非営利活動法人「幸(さち)の輪」(松永幸子代表)が唐津市内で運営する介護予防通所介護施設「宅老所かがみデイサービス」(唐津市鏡4651-3)が介護報酬約15万円を不正に請求したとして、新規利用者の受け入れを2月1日から3ヵ月間にわたって停止する行政処分とすることを明らかにした。

県長寿社会課サービス指導担当などによると、同NPO法人は「かがみふもとデイ」と「かがみデイ」の2ヵ所の宅老所施設を運営。別の施設を週2回利用していた人が家庭の事情で毎日利用しなければならなくなり、定員10人のかがみふもとの利用者が定員をオーバーしていたが、利用者の希望通りに他方のかがみデイでサービスを提供したような記録を作成。結果的にこの施設の10人の定員を超えることになるため、「かがみ」を利用しているように記録上で見せかけ、昨年6月から8月まで計22日分を不正請求したとされる。

昨年9月28日の唐津市による定期的な実地指導で疑わしい点がみつかり、10月13日以降の県・市合同監査で疑わしい点が次々と判明していった。不正受給額については市では今後返還を求めていくことになる。

同NPOの松永代表は「利用者の要望に応えたく、ついやってしまったが、正当なやり方ではなかった」と話しており、不正事実を認めているという。また市高齢者支援課によると、今回の処分内容について、「不正請求の額が少額で、介護サービス自体は実際実施していることなどを考慮した」と説明している。

以下、今回処分の理由・法的根拠など詳細は次のとおり。

【法令違反】(法第115条の9第1項第9号に該当)

当該介護予防通所介護事業所と一体的に運営されている地域密着型通所介護事業所において、以下のとおり不正請求が行なわれた。

(1)地域密着型通所介護事業所である「特定非営利活動法人幸の輪宅老所かがみデイサービス」において、一部の利用者に対して当該事業所でサービスを提供していないにもかかわらず提供したかのような記録を作成し介護報酬を不正に請求した。

(2)介護予防通所介護事業所としての不正請求は無いが、一体的に運営していた地域密着型通所介護事業所で約15万円(平成28年6月~平成28年8月)の不正請求が認められた。

■長崎県「介護保険法に基づき事業者の処分を行ないました」
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00349955/index.html

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