特定健診受診者の約6割が生活習慣病のリスクあり 健保連

被保険者(40―74歳)の健康状態と生活習慣病に関する調査分析(2/10)《健康保険組合連合会》

健康保険組合連合会がこのほど公表した「被保険者(40―74歳)の健康状態と生活習慣病に関する調査分析」によると、特定健診受診者の約6割が血圧・脂質・血糖いずれかの検査値でリスクを保有している(保健指導基準値以上である)ことがわかった。

調査は2014年度の特定健診を受診した被保険者270万4,001人(男性202万3,161人、女性68万840人)を対象に、▽食生活や肥満の状況▽血圧・脂質・血糖の検査値―を調査した。このうち2015年度のレセプトデータとひも付きが可能な156万8,373人(男性124万3,351人、女性32万5,022人)については、高血圧症・脂質異常症・糖尿病のレセプト発生状況や健診検査値のリスク(血圧・脂質・血糖)別で有病者数上位10疾患を調査した(p1参照)。

「肥満」に該当したのは全体の40.8%(110万3,830人)で、その内訳は男性48.1%(97万3,028人)、女性19.2%(13万802人)だった。業態別では建設業、運輸業、その他のサービス業の順で多かった(p12~p14参照)。健診検査値で血圧・脂質・血糖いずれかのリスクを保有している人は61.0%。男性68.6%、女性38.6%で、リスク別の該当者数は血圧14.1%、血糖12.6%、血圧と血糖9.5%の順で多かった(p15参照)。内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の該当者は15.0%(40万5,343人)。男性18.8%(38万755人)、女性3.6%(2万4,588人)だった。業態別では建設業、運輸業、印刷・同関連業の順に多かった(p25~p28参照)。

特定健診を受診して2015年度のレセプトデータとひも付けられる人のうち、入院外での高血圧症・脂質異常症・糖尿病の有病者は25.5%(40万24人)。男性27.8%(34万4,981人)、女性16.9%(5万5,043人)だった(p38参照)。また、肥満と健診検査値の血圧・脂質・血糖の全てでリスクがない人における有病者数は、▽血管運動性鼻炎・アレルギー性鼻炎▽屈折・調節の障害▽急性気管支炎―の順に多かった。一方、肥満のリスクがある人は▽本態性高血圧▽リポたんぱく代謝障害・その他の脂血症▽詳細不明の糖尿病―の順に有病率が高く、生活習慣病関連疾患が多かった。(p46参照)



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