10万人調査の結果など踏まえ、さらに議論 働き方検討会

新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会 中間的な議論の整理(12/22)《厚生労働省》

厚生労働省は12月22日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の「中間的な議論の整理」を公表した。

検討会では、医師・看護職員などの確保の観点から、医療従事者の働き方などを議論している。

中間整理は、(1)問題意識(p1参照)、(2)目指すべき基本哲学(p1~p2参照)、(3)目指すべきビジョン(p2~p4参照)、(4)ビジョンを踏まえた医師の需給・偏在対策についての考え方(p5~p6参照)、(5)今後の進め方(p6参照)―で構成されている。

(3)では、ビジョンとして、(i)地域が主導して、医療・介護と生活を支える、(ii)個人の能力と意欲を最大限発揮できるキャリアと働き方を実現する、(iii)高い生産性と付加価値を生み出す―の3点を打ち出した。

(i)に関して、従来の細分化された役割分担では、地域の多様なニーズに対応できないと指摘。看護師・薬剤師・介護人材等の業務範囲の拡大でタスク・シフティングやタスク・シェアリングを推進し、職種横断的に活躍できる人材育成を進めるとした。

(4)では、医師偏在を解決するには、経済的インセンティブや移転の強制的手段のみに依存することなく、地域が主体となって、医師の意欲と能力を喚起し、能動的な関わりの結果として是正される方策を模索することが必要であると提起。こうした観点から、偏在対策として10万人規模の働き方調査を行い、医師の意向や考え方を確実に把握・分析するとした。また、都道府県などの主導による医師養成、確保への取り組みに向けて、制度的な環境整備を進める。

今後、検討会では、▽10万人調査の結果▽現場の医師・医療従事者の意見▽職能団体の意見▽都道府県などの医療行政担当者の意見▽住民からの意見―を踏まえ、さらに議論を深めるとしている。



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