介護ベッド、14年で46件の死亡事故が発生 厚労省が通知で注意喚起 厚労省通知vol.883


《 介護保険最新情報Vol.883 》

介護ベッドは使い方次第で重大な事故を招いてしまう恐れがある − 。厚生労働省は19日、改めてそう注意を喚起する通知を発出した。【Joint編集部】

介護保険最新情報のVol.883で現場の関係者に広く周知している。

・厚労省通知Vol.883 介護ベッドに関する注意喚起について(依頼)

介護ベッドに備わっている手すりや柵。利用者の日常生活や介護者の負担軽減に役立つ便利なものだが、思いも寄らない状況で安全を脅かす危険性もある。手すりとヘッドボードの間、手すりと手すりの間、手すり自体の隙間などに頭、腕が挟まってしまう事故が後を絶たない。

消費者庁によれば、介護ベッドの手すりなどが原因として報告された事故は、2007年度から今年度までの約14年間で82件。このうち46件では利用者が亡くなっている。同庁はこれを踏まえ、介護現場の関係者へ改めて注意を促すよう今月12日に厚労省へ要請を出していた。

介護ベッドをめぐっては、重大な事故の防止に向けて2009年3月にJIS規格が改正され、手すりの隙間などの見直しが行われた経緯がある。介護職など高齢者に関わる人は、使用中のベッドが新たな規格に適合しているか否かをチェックすることが肝要だ。製品が古く、さらに入れ替えも現実的でない場合は、専用のスペーサーやクッション、毛布などで隙間を埋めるとリスクを下げられる。

このほか消費者庁は、ベッドの周囲を整理して利用者が乗り出すシーンを減らすよう呼びかけている。スイッチをなるべく安全な位置に置いておくことも推奨。不要な操作で体が挟まってしまうことを防げるとしている。

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