日本医師会、医療機関への支援を重ねて要請 「現場の疲弊は救われてない」


《 日本医師会・中川会長 2日 》

日本医師会の中川俊男会長は2日の会見で、新型コロナウイルスの影響で経営に打撃を受けた医療機関への支援の拡充を重ねて訴えた。【Joint編集部】

「国民皆保険に応える医療提供体制を維持・確保するためには、追加的な支援が不可欠」と強調した。

医療機関の経営が厳しいのは、コロナ禍への対応で出費が嵩んでいること、通常の診療が十分にできていないこと、受診を控える人が多いことなどが要因。政府も既に一定の支援策は講じた。例えば、今年度の第2次補正予算で確保された財源に基づく各種の支援金は、8月下旬から実際に振り込まれ始めている。

中川会長はこうした既存の支援策について、「一息はつけるが新型コロナウイルスとの戦いは続いている。現場の疲弊は救われていない」との認識を示した。

そのうえで、「今が有事であることを肝に銘じ、平時の規制を超えて大胆かつ国民に優しい支援策を打って欲しい」と要請。「財務省には躊躇なく(補正予算の)予備費を活用して欲しい」とも述べた。

中川会長はあわせて、加藤勝信厚生労働相と1日に電話会談を行ったことも報告。「新型コロナウイルスに対応している医療機関だけでなく、地域を面で支えている医療機関への支援も強く求めた」と明らかにした。

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