WHILL、電動車いすのシェアリング開始へ 高齢者らに外出手段を提供


《 WHILL Model C 》

パーソナルモビリティの開発・販売を手掛けるWHILLは22日、神奈川県藤沢市にあるスマートシティで、来月初めから「WHILL Model C」のシェアリングを始めると発表した。【北村俊輔】

地域の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の入居者らに無料で使ってもらう。外出機会を増やして心身の健康維持につなげて欲しいという。今後、他のエリアへ取り組みを広げていく構えもみせている。

パーソナルモビリティ「WHILL」シェアリングを開始

藤沢市では現在、先端技術などを活かした「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(FujisawaSST)」の構築が、パナソニックなどを中心に官民共同で進められている。

WHILLは今回、FujisawaSSTでトータルモビリティサービス拠点「スクエアモビリティ」を運営するサンオータスと提携。自動車や自転車と同じ様に、WHILL Model Cを簡易にシェアリングできるようにする。

WHILL Model Cは、高齢者などの自力での外出を後押しする洗練された電動車いす。段差や悪路もクリアする強みを残しつつ、更なる小型化、軽量化を図ったモデルだ。

WHILLは新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、公共交通機関の利用を避けたい高齢者、ヘルパーの支援を控えている高齢者らにも有用だと説明。今回の取り組みを通じて気軽に外出できる手段を提供し、「新しい生活様式」の中で高齢者らが陥りやすい“閉じこもり”の予防などに貢献していくとした。あわせて、「ここで得られた知見を他の自治体におけるシェアリングでも活用していく」との計画を明かしている。

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