救急患者、発熱・呼吸器症状あっても「断らない」 厚労省

新型コロナウイルス感染症を疑う患者に関する救急医療の実施について(4/18付 事務連絡)《厚生労働省》

新型コロナウイルス感染症を疑う患者の救急医療について、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は18日、患者に発熱や呼吸器症状などがあるだけで受け入れを断らないよう求める事務連絡を、都道府県、保健所設置市に出した。

・新型コロナウイルス感染症を疑う患者に関する救急医療の実施について

事務連絡では、発熱や呼吸器症状といった新型コロナウイルス感染症を疑う症状のある救急患者の搬送先を選定する際、「非常に時間を要する事例」が発生したとの報告があったと説明。こうした疑いのある救急患者への対応を行う場合、院内感染対策を十分に行った上で、さらに緊急度や重症度を踏まえながら救命救急医療を実施する必要があるため、従来に比べて格段に困難な状況であることを「承知」しているとした。

救急医療現場の困難な状況に一定の理解を示しながらも、必要な救急医療を確実に実施するため、救急医療関係者に「お願いしたい事項」をまとめたとしている。

具体的には、「生命の危険がある救急患者等」の受け入れについては、「受け入れの要請があった際には、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合においても、院内感染対策等を講じ、速やかに受け入れること」と記載。このような患者以外の受け入れ要請があった場合も、「患者が発熱、呼吸器症状等があることのみをもって、救急患者の受け入れを断らないこと」としている。

また、院内感染の発生によって、救急患者の受け入れを停止せざるを得ない状況も考えられると記載。こうした事態を避けるため、院内感染対策を徹底するよう求めており、7日に出した事務連絡「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応について(その3)」を参考にするよう促している。

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