高齢者がん検診、「必要性・優先性について検討」 厚労省

がん検診のあり方に関する検討会(第30回 1/15)《厚生労働省》

厚生労働省は15日、「がん検診のあり方に関する検討会」(座長=大内憲明・東北大大学院医学系研究科客員教授)の会合で、議論の中間整理の骨子案を示した。高齢者については、「がん検診の必要性・優先性について検討していくことが望まれる」といった方向性を記載している。

・第30回がん検診のあり方に関する検討会(ペーパーレス)(資料)

骨子案では、▽がん検診の指針の見直しの方向性▽指針の見直しに応じたがん検診のあり方▽新たな検査項目の指針への導入を検討するに当たっての基本的な考え方▽職域におけるがん検診―を取り上げている(参照)(参照)。

検診の指針の見直しの方向性に関しては、検診の利益(メリット)・不利益(デメリット)、検診の種類・検査方法、検診の対象者などについて、「現状と課題」と「今後の方向性」を記載。例えば、対象者に関しては、「一般に、加齢と共に介護を必要とする状態になる等、様々な健康問題を抱える傾向にあることを考慮する必要がある」としている(参照)。

また、がんの種類ごとに、罹患率や死亡率の変化、検診でのがんの発見率(初回、非初回の違い)などの観点で整理し、「必要に応じて見直しを検討する」と記載。精度管理については「市町村及び検診実施機関が実施すべき精度管理上の取組を整理する」としている(参照)。

職域におけるがん検診については、引き続き、「職域におけるがん検診マニュアル」の普及に取り組んでいく必要性などを示しており、「将来的には、統一されたデータ・フォーマットの作成や、データの集約について検討していく」としている(参照)。

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