入退院の支援を強化へ 診療報酬改定の「議論の整理」を了承 中医協


《 厚労省 》

中医協(中央社会保険医療協議会)は15日の総会で「これまでの議論の整理」を了承した。今年4月の診療報酬改定で実施する具体策の方向性を描いている。【北村俊輔】

地域包括ケアシステムの推進はやはり重要な柱の1つ。厚生労働省は患者の入退院のサポートを引き続き強化していく考えを打ち出した。

・令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理

多職種と連携して入院前から十分な支援を行い、入院後の適切な管理につなげる取り組みの評価を見直すと明記。退院が難しい事情を抱える患者に身体的、社会的、精神的な背景を踏まえた支援がなされるよう、関連する加算の評価・要件を改める意向も示した。

このほか、退院直後に小規模多機能型居宅介護や看護小規模多機能型居宅介護を利用するケースについて、スムーズな移行に向けて宿泊サービス利用中の訪問診療の要件を見直すとした。また、訪問看護の体制強化を図る観点からステーションの人員配置などを改める方針も掲げている。

厚労省は今後、こうした方向性をベースに具体的な点数や要件などを設定する調整を進める。今回の「議論の整理」のパブコメ手続きを15日から開始。今月24日に静岡県富士市で開催する公聴会での意見も踏まえ、来月上旬にも具体策のディテールを決定・公表する予定だ。

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