老人ホームで虐待 3事業所を行政処分【熊本県】

熊本県は、関連施設の入所者に虐待行為などを繰り返し行っていたとして、同市菊池市で訪問介護事業所や有料老人ホームなどを経営する「株式会社ともづなリハサービス」に対し、2019年12月18日付で新規受け入れなど事業の一部停止を命じる行政処分を行ったことを明らかにした。

<処分対象事業者>
・事業者名:株式会社 ともづなリハサービス
・住所:熊本県菊池市西寺1581

<処分対象事業所>
1.ヘルパーステーション ともづな
・所在地:熊本県菊池市西寺1581
・事業形態:訪問介護
2.訪問看護ステーション ともづな
・所在地:熊本県菊池市西寺1588-1
・事業形態:訪問看護
3.訪問看護ステーション ともづな
・所在地:同上
・事業形態:介護予防訪問看護

事件の詳細

県によると、2019年2月に立ち入り調査を行った際、入所者に対し家族の同意を得ることなく柵などを使用して身体拘束をした他、医師の指示に従わず他人の薬を別の入所者に投薬するなどしていた。また、床ずれを主治医に報告しておらず、中には床ずれが重症化し骨まで見えている状態の入所者もいたということで、「虐待があった」と認定された。その他、同じ職員が同時刻に複数の利用者の介護に当たっているなど、明らかに不正と見られる記録も残っており、虚偽書類の作成や報告も認定している。県は、関連する3事業所に対し6ヶ月間の新規利用者受け入れ停止処分を行った上で、今後は一部介護報酬の返還も求める方針。

取材に対し施設側は「この度は大変申し訳ございませんでした。県からの指導もあり、今後の体制について改善していくつもりであります」とコメントしている。

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