紹介状のない患者の追加負担、対象病院を拡大 200床以上に 厚労省


《 中医協・総会 11月撮影 》

かかりつけ医などが出す紹介状を持たずに受診した患者へ定額の追加負担を求める制度について、厚生労働省は11日、対象の病院の規模を現行の400床以上から200床以上へ拡大する方針を決めた。

この日に開催した中医協総会で提案。大筋で了承を得た。診療報酬を改定する来年4月から適用する。

中央社会保険医療協議会総会

外来患者が大病院に集中しがちな現状を是正し、より効率的なサービス提供体制の構築につなげる狙い。地域の診療所などが相対的に症状の軽い人を診て、大病院は急性期や重病の対応に専念できる構造としたい考えだ。

この制度は2016年度から導入された。当初、対象となる病院の規模は500床以上とされていたが、昨年度の改定で400床以上へ拡大された経緯がある。初診なら5000円以上、再診なら2500円以上を必ず徴収する決まり。救急患者などは例外となっている。

中医協のこれまでの議論では、対象の病院が400床以上では十分な効果が得られないというデータが示されていた。医師の働き方改革にもつながり、大病院の勤務医の労働環境を改善できるとの声も出ている。

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