看護師の夜勤、2交替制が過去最多に 半数以上が1回16時間超 医労連調査

日本医療労働組合連合会は11日、看護師の夜勤の実態を把握するために実施した調査の結果を公表した。

長時間の夜勤を任せる2交替制のシフトをとっている医療機関が、全体の39.3%にのぼっていたと報告。前回を0.1ポイント上回り、過去最高を更新したとまとめている。

2019年度 夜勤実態調査

このうち54.4%の医療機関では、1回の夜勤が16時間以上に及んでいたという。医療現場の激務が依然として改善されていないとして、医労連は労働時間や夜勤日数の制限、適切なインターバルの確保などを国に求めている。

この調査は今年の6月から9月にかけて実施されたもの。24時間の交替制で運営している全国の医療機関383施設、2650病棟から有効な回答を得た。

それによると、2交替制の医療機関で看護師が1ヵ月に入る夜勤の平均回数は4.09回。離職防止などに向けて定められた指針に抵触する4.5回以上のところも33.1%あった。ICU(集中治療室)やCCU(冠疾患集中治療室)など急性期の職場では、4.5回以上が57.8%とかなり高くなっている。

このほか、勤務間隔が8時間未満となるケースもある医療機関が全体の46.0%にのぼることも分かったという。医労連の森田しのぶ中央執行委員長は、「いのちに直結し緊張を強いられる職場。夜勤の改善・規制が必要」と呼びかけている。

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