介護ベッドの手すりに注意! 昨年も死亡事故が… 過去13年で44件も

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介護ベッドの手すりが原因となる重大事故が継続的に発生しているとして、消費者庁が介護現場の関係者に改めて注意を喚起している。

利用者の日々の生活を下支えし、介護職員の仕事も助けてくれる介護ベッドの手すり。非常に有用で頼もしいマストアイテムだが、十分に気を配るべき点もある。手すりと手すりの隙間、手すりとヘッドボードの隙間に頭や首、腕などが挟まり、大きな怪我につながるケースが後を絶たないという。

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について

消費者庁のデータによると、介護ベッドの手すりが原因となった事故は、2007年度から今年10月末までの約13年間で80件。このうち44件では、利用者が亡くなってしまったと報告されている。

直近では昨年9月にも大阪府の介護施設で事故が発生。90歳代の入居者が手すりのヒンジ部に顎が引っ掛かった状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されたと報告されている。

ベッド周りの整理整頓も

消費者庁は再発防止に向けて、使用中の手すりが2009年に改正された新JIS規格に適合した製品かどうかチェックすべきと呼びかけている。そうでない場合には、速やかに適合製品に取り替えて欲しいという。新JIS規格の特徴は、手すりと手すりの隙間、手すりとヘッドボードの隙間などの基準を強化することで、安全性の向上を図っている点だ。

製品の取り替えが現実的でない場合は、不要な手すりの隙間をあらかじめ無くしておく工夫が欠かせない。専用のカバーやスペーサー、あるいはクッションや毛布などを利用すればリスクを軽減できる。

消費者庁はこうした対策に加え、「ベッドの周りを整理整頓し、利用者が身を乗り出さなくてもいいようにする」「ベッドを操作する際には利用者の状態をその都度確認する」なども重要だと改めて指摘している。

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