訪問介護事業所で介護報酬約2150万円不正請求【石川県】

2,000万円以上の介護報酬を不正に請求したなどとして石川県は2019年10月10日、同県加賀市山代温泉の訪問介護事業所「新世紀ケアサービス加賀」の訪問介護指定サービスの指定を、同年12月20日付けで取り消すことを発表した。県によると、2016年から2018年の2年間で計8825件分の不正請求が明らかになっているという。

<処分対象事業者>
・株式会社 新世紀ケアサービス
・住所:石川県金沢市粟崎町2丁目414

<処分対象施設>
・新世紀ケアサービス加賀
・所在地:石川県加賀市山代温泉桔梗丘3-24-3
・事業形態:訪問介護事業

事件の詳細

石川県によると、同事業所ではスタッフが高齢者の自宅を訪れて介護サービスを提供しているが、県の定期実地調査で不審な記録が見つかった。内容は2017年11月、1人のスタッフが同時に複数の利用者にサービスの提供を行ったというもので、2013年4月まで遡りその後5年間の記録を調べたところ、10人ほどの職員について同様の不正が発覚した。県の担当者は「利用者の自宅で、同時に二人以上にサービスを提供するのは考えにくい」と説明。不正請求の数は全部で8825件、介護報酬は2,150万円以上にのぼるが、うち約1,770万円はすでに時効となっており、返還請求はできないという。差額の約386万円については、サービス利用者が住む加賀市、小松市、金沢市、白山市が保険者として請求ができる。

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