中野区老人ホーム殺人 被告に懲役16年の判決【東京都】

2017年8月、東京都中野区にある介護付き有料老人ホーム「ニチイホーム鷺ノ宮」で入居者の藤沢皖(かん)さん(83)が殺害された事件で、殺人罪に問われていた元介護職員 皆川久被告(27)の裁判員裁判が行われ、2019年10月11日、東京地裁は被告に対し懲役16年の実刑判決を言い渡した。

事件があった施設
・名称:ニチイホーム鷺ノ宮
・住所:東京都中野区白鷲1-1-18
・総室数:69室
・経営主体:株式会社ニチイケアパレス

事件の詳細

皆川被告は、2017年8月22日早朝、同施設1階にある浴室で湯を張った浴槽に藤沢さんを投げ入れ窒息死させた疑いが持たれていた。死因は溺死だが、藤沢さんの首には絞められたような痕があったという。捜査一課は、同施設では当時藤沢被告を含む職員2人で勤務に当たっていたが藤沢さんの担当が皆川被告であったこと、またもう1人の職員が別の階から移動した形跡がないことなどから、皆川被告が事件に関与したと判断。2017年11月14日に逮捕に至った。

裁判で皆川被告は「溺死させてしまったのは事実だが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認したが、東京地裁の佐々木一夫裁判長は「介護の責任を放棄し、弱い立場の被害者の命をないがしろにした凶行」とし、懲役16年の実刑判決を言い渡した。

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