首都圏で麻疹の患者報告相次ぐ 感染性期間に電車で移動も

全数報告疾病届出患者数集計表 第40週(9月30日-10月6日)《東京都感染症情報センター》ほか

首都圏で麻疹(はしか)の患者報告が相次いでいる。東京都の患者報告数は3週連続で増加。埼玉県や神奈川県でも患者が報告されており、神奈川県は4日に届け出のあった患者について「感染性のある期間に電車で移動している」と説明。患者と接触した人が感染している可能性があるとして、注意を呼び掛けている。

東京都の9月30日から10月6日までの週の患者報告数は、前週比1人増の6人で、2019年の累計は118人となった。都内では、会社内で感染が広がったとみられる事例も報告されている。品川区は4日、三菱総研DCSで複数の麻疹患者が発生した事案に関する第2報を発表。麻疹の確定患者以外の人にも検査を実施していることを明らかにした。

神奈川県は4日に公表した麻疹患者の行動歴を明らかにしている。この患者は、感染性のある期間に電車で移動。9月28日から29日にかけて、▽JR京浜東北線横浜駅→蒲田駅▽東急多摩川線蒲田駅→矢口渡駅▽相鉄線横浜駅→大和駅▽相鉄線大和駅→二俣川駅-などを利用したという。

埼玉県でも、9月30日に20歳代の女性が麻疹と診断されている。これまでに神奈川県などが患者の公共交通機関の利用状況を公表している一方で、4都県の中で患者報告数が最も多い東京都は利用状況を公表していない。

全数報告疾病届出患者数集計表(東京都)
品川区内における麻しん患者の発生(第2報)
麻しん(はしか)患者の発生について(神奈川県)
麻しん及び風しん流行情報(埼玉県)

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