リハビリ施設で介護報酬3,000万円不正受給【和歌山県】

先月25日、和歌山県田辺市にある通所介護型リハビリテーション施設「通所介護なかずリハビリテーションセンター」が、2年ほどにわたり介護報酬約3,100万円を和歌山県から不正に受給していたことが明らかになった。県は同日付けで、同施設の県知事指定を取り消すことを発表した。

<処分対象事業者>
・一般社団法人療創会
・住所:和歌山県田辺市下万呂472-4

<処分対象施設>
・施設名:通所介護なかずリハビリテーションセンター
・所在地:和歌山県田辺市下万呂472-4
・事業形態:通所介護

事件の詳細

和歌山県によると、同施設では2017年2月から2019年1月にかけて、機能訓練などの通所介護サービスを提供していないにもかかわらず、虚偽の記録を作成して提出し、介護報酬を不正に受給していた。リハビリテーションを実施した際は、その内容を記した書類の作成が義務付けられているが、同施設が県から提出を求められた際には、認知症や口腔機能などのリハビリテーションをあたかも行ったように書類を作成して提出していたものとみられている。また、県知事指定を更新する際には、実際には在籍していない職員を記載したり、利用者の日常生活自立度判定など専門家の判断が必要な項目において独自で行ったりするなどの行為もあったとされている。

和歌山県が定期的に行っている調査で事件が発覚、これらの行為が介護保険法に違反すると判断し、県は2019年10月15日に同施設の指定を取り消すことを決定した。

電話取材に対し施設側は「このようなことになり、大変申し訳ありませんでした。申し訳ございませんが、何もお答えすることができません」とコメントしている。

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