老人保健施設で介護報酬7億円超の不正受給【神奈川県】

今年9月25日、横浜市旭区にある介護老人保健施設「希望の森」が、医師の配置数を満たさずに介護報酬7億円以上を不正に受給していたことが明らかになった。市は、同施設を運営する医療法人「司命堂会」に対し、時効が成立していない期間の約1億5千万円について返還請求を行うとともに、1年間の新規利用者受け入れ停止を命じたことを発表した。

<処分対象事業所>
・事業所名:医療法人 司命堂会
・住所:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4090

<処分対象施設>
・施設名:希望の森
・所在地:神奈川県横浜市旭区上川井町2968-2
・事業形態:介護老人保健施設

横浜市によると、同施設は2013年4月から2018年7月までの間、医師の配置数を満たしていなかったにもかかわらず、実際に勤務していない医師を勤務していたように偽り、不正に介護報酬を受給していた。昨年8月の監査では、実際に勤務していない医師の勤務表などが提出されていたことが明らかになっている。

昨年5月、市に通報があり調査が進められていたが、施設側は「応援の医師がいたので問題ないと思った」と主張している。市は時効が成立していない2017年6月から2018年7月分の約1億5千万円について、加算金を含めて返還請求しているが、刑事告発や告訴を行うかどうかは今後検討する。

施設側のコメント

希望の森は「主張が認められなかったのは残念だが、市の方針には従う。現在の利用者に影響が出ないよう対応する」とコメントを発表している。

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