与党、71議席で勝利 改選過半数を確保 介護職員の賃上げを10月実施へ

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《 開票センターで笑顔を見せる安倍首相 》

21日に投開票が行われた参議院選挙は22日の未明になって124の改選議席すべてが決まった。

自民党と公明党の与党は71議席を獲得。改選議席の過半数を上回って勝利し、政権を安定的に運営していく基盤をさらに固めた。

安倍晋三首相は21日夜の番組で消費増税について、「社会保障費の伸びに対応していくために必要。ご理解を頂けた」と述べた。予定通り10月から10%へ引き上げる。これとあわせて、リーダー級の介護福祉士らの賃上げに向けて介護報酬の「特定処遇改善加算」を新設する。「全世代型」社会保障への転換をはじめ、従来の施策の路線はそのまま維持されることになった。

自民党は選挙区38、比例代表19のあわせて57議席、公明党は選挙区7、比例代表7のあわせて14議席を確保した。特別養護老人ホームの経営者らでつくる全国老人福祉施設協議会が支援していた角田充由氏(自民)は落選した。

野党では立憲民主党が躍進。改選前の9議席から大きく伸ばして17議席を取り、野党第1党としての立場を強めた。このほか、国民民主党は6議席、日本維新の会は10議席、共産党は7議席を得た。

重度障害の2人が初当選


《 当選した舩後靖彦氏 21日 》

今回の参院選では、れいわ新選組から比例代表で立候補していた新人の舩後靖彦氏、木村英子氏が当選した。

舩後氏は難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者。木村氏は生後8ヵ月で頸椎を損傷し、日常的に車いすを使う重度の障害を負った。国会には2人の議員活動を保障するきめ細かいバリアフリー化が求められる。当事者の立場に寄り添った議論が今より進んでいく、と期待する声は多い。

舩後氏は当選確実と報じられた後に介助者を通じて、「自分と同じ苦しみを障害者の仲間に味あわせたくない。僕という人間を皆さんの目で見て、必要な支援とは何か、今一度考え直して頂きたい。弱々しく見える僕ですが、根性だけは人一倍。これからどうぞよろしくお願い致します」と語った。

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