グループホームが介護報酬不正受給 指定取り消し【福井県】

介護報酬約2750万円を不正に申請・受給したとして、福井県の坂井地区広域連合は2019年6月13日、同市春江町の認知症対応型共同生活介護施設「グループホームすいせん春江」に対し、介護保険法に基づいて介護事業者の指定を取り消すことを発表した。

<処分対象事業者>
・株式会社すいせん
・住所:福井県福井市二の宮1-22-8

<処分対象施設>
・グループホームすいせん春江
・所在地:福井県坂井市春江町西長田15-43-4
・事業形態: (介護予防)認知症対応型共同生活介護
・利用定員:18名

事件の詳細

坂井地区広域連合によると、同施設では利用者の数に対し最低2人のケアプラン作成者が必要だったところ1人しか配置せず、本来なら減額請求するところを不正請求していた。勤務実態のない職員を含めた勤務表を作成し、監査時にも虚偽の報告や答弁を行っていたことが分かっている。また、終末期ケアに関する「みとり介護加算」に関しても、算定要件を満たさないまま加算請求していた。さらに、入所者に対し消費税の名目で費用を請求したり、本来施設側が支払うべき備品の費用も不正に入所者から徴収したりしていたことが明らかになった。介護保険法に基づく返還請求額は、時効部分を除く2017年4月から2018年12月までに受け取った計約2756万7697円に、追徴金1102万7078円を加えた3859万4775円となり、同社は2019年4月に全額支払っている。

施設側のコメント

施設側は取材に対し「制度に関して理解しきれておらず、勘違いしている部分があった。未だ、連合とは相違が生じている。」とコメントしている。

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