=経済財政諮問会議= 介護、生産性向上に重点 AIケアプラン実用化やアウトカム評価を推進 骨太原案

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《 11日の経済財政諮問会議(画像出典:首相官邸HP)》

11日の経済財政諮問会議で提示された今年の「骨太方針」の原案 − 。参院選が直前に迫っているという政治環境もあり、政府は社会保障の給付費を抑制する具体策にはほとんど踏み込まなかった。

健康寿命の延伸に注力する構えは鮮明にしているが、例えば自己負担の引き上げなど痛みを伴う改革には言及していない。

令和元年第3回経済財政諮問会議

介護の分野では、現場の生産性の向上が大きな柱の1つに位置付けられている。

ロボットやセンサー、ICTの活用による効率化、組織マネジメントの改善、シニア人材の受け入れなどに力を入れる計画が改めて描かれた。「AIを活用した科学的なケアプランの実用化」に向けた取り組みを推進する考えも示されている。高齢者の状態やケアの内容などを蓄積するデータベースを作り上げ、いわゆる「科学的介護」を展開していく構想も引き続き掲げられた。

政府は今月中にも「骨太方針」を閣議決定する。厚生労働省は主に2021年度から具体的な施策を講じていく予定。法改正に向けた動きは秋以降に加速させる。報酬改定をめぐる議論は来年度から本格化させる方針だ。

介護ニーズが増大する一方でサービスの担い手が減少する将来を見据え、政府は現場の生産性の向上が不可避の重大な課題とみている。

今回の素案では介護報酬の効率化にも取り組むと改めて説明した。「ADLの改善などアウトカムに基づく支払いの導入などを引き続き進めていく」という。このほか、経営の大規模化・協働化を後押ししていくことも盛り込んでいる。

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