進む少子化… 昨年に生まれた赤ちゃん、過去最少91.8万人 出生率は1.42へ低下

政府は「希望出生率1.8」の実現を目指して対策を進めているが改善していない。

厚生労働省は7日、2018年の人口動態統計(概数)を公表した。

平成30年人口動態統計月報年計(概数)の概況

生まれた赤ちゃんの数は91万8397人。前年の94万6065人から2万7668人減少し、過去最少を更新した。

合計特殊出生率は1.42。前年の1.43から0.01ポイント低下した。

若い女性の人口が減っていること、経済的な要因で諦めてしまう人が少なくないこと、晩婚化が進んでいることなどが背景にあるとみられる。少子化が引き続き進行していく見通し。年金や医療、介護などの社会保障制度をいかに持続させていくかが重大な課題となる。

第1子を産んだ時の母親の平均年齢は30.7歳。昨年と同じで過去最高の水準となっている。婚姻件数は58万6438組。前年の60万6866組から2万428組減少し、戦後最少となっている。初婚年齢の平均は男性が31.1歳、女性が29.4歳だった。

人口の自然減、過去最大に

一方の死亡数は136万2482人。前年の134万397人より2万2085人増加し、これまでで最も多くなった。出生数と死亡数の差を示す自然増減数はマイナス44万4085人。過去最大の減り幅となり、人口減少に拍車がかかっている。

亡くなった136万2482人のうち7割超が75歳以上だった。死因は多い順でがん、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎となっている。

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