【訪問介護】深刻さを増すヘルパーの高齢化、20代はたった1% 60歳以上が約4割

今や多くの人が肌感覚で知っていることではあるが、かなり深刻な実態が改めて浮き彫りになっている。

全国労働組合総連合(全労連)が24日に公式サイトで公表した調査結果では、訪問介護を支える介護職員のうち20代は1.0%しかいないと報告されている。

介護労働実態調査 報告書

平均年齢は55.5歳。50歳以上が全体の73.0%を占め、60歳以上でみても37.7%と4割に迫っている。各年代の割合は以下の通り。

全労連は「早急な処遇の改善と制度の見直しが必要」と主張。「それを行わないと“介護崩壊”が進行する」と訴えている。

この調査は昨年10月から今年1月にかけて実施されたもの。組合に未加入の人も含め、1897人の訪問介護の介護職員(サービス提供責任者やホームヘルパーなど)から回答を得たという。

登録ヘルパーに限ってみると平均年齢は58.7歳。60歳以上が51.0%にのぼっていた。一部の地域を除いて訪問介護のニーズは今後さらに増えていく見通しだ。

既に人手が不足しているか? この問いに「不足している」と答えたのは57.5%。特に正規職員は82.7%と圧倒的だった。人手不足の要因は何か尋ねたところ、「賃金が低い(52.4%)」「収入が安定しない(33.2%)」などが目立っていた。

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