特養での事故死 有罪判決【長野県安曇野市】

長野県安曇野市の特別養護老人ホーム「あずみの里」で2013年、入所者女性(89)がおやつのドーナツをのどに詰まらせ、1ヶ月後に死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われていた准看護師 山口けさえ被告(58)の公判が行われ、2019年3月25日、長野地裁松本支部は被告に対し罰金20万円の有罪判決を言い渡した。弁護団は判決を不服として即日控訴した。

事件があった介護施設
・特別養護老人ホーム あずみの里
・住所:長野県安曇野市豊科高家5285-11
・入所定員:65名
・運営:社会福祉法人 協立福祉会

事件の概要

2013年12月、特別養護老人ホーム「あずみの里」の入所者女性(89)が、おやつのドーナツを食べた直後に意識喪失、1ヶ月後に死亡した事件で、入所者女性への注意義務ならびに確認義務を怠り、死亡するという結果をもたらしたとして、准看護師 山口けさえ被告(58)に対し罰金20万円の判決を出した。

入所者女性は2013年12月12日午後3時20分頃、提供されたドーナツを食べ窒息、翌年1月16日心肺停止による低酸素脳症で死亡したとされている。当時、施設内では17人の利用者が9つのテーブルに分かれておやつを食べていたが、入所者女性は特別に見守りが必要というわけではなく、事件当初もせき込んだりもがいたりという異変はなかったという。しかし検察側は、女性は食べ物を口に詰め込む癖があり、窒息する恐れがあったにもかかわらず見守りを行わなかったことに対する注意義務違反、さらに窒息などの事故を防ぐためおやつをゼリーに変更していたにもかかわらず、ドーナツを提供したことに対する確認義務違反を指摘。その後の対応やドーナツの状態から、弁護側は窒息ではなく脳梗塞や心疾患など別の原因で死亡した可能性があると無罪を主張してきたが、この度有罪判決が確定した。

電話取材について

3日連続架電したが担当者不在で断られました。

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