介護報酬3千万不正受給 2事業所指定取り消し【兵庫・尼崎】

兵庫県尼崎市は2019年3月22日、生活相談員が勤務していると虚偽の申請を行って介護報酬を不正に受給したとして、同市で2つの介護関連施設を運営している不動産会社「盛晃(せいこう)販売」の介護事業指定を取り消したことを発表した。

<処分対象事業者>
・盛晃販売株式会社
・住所:兵庫県尼崎市東園田町5-60-1 ウィズ東園田101

<処分対象施設>
1. 尼崎リハビリセンター園田
 ・所在地:兵庫県尼崎市東園田町5-60-1 ウィズ東園田105
 ・事業形態: デイサービス事業所
2.介護ステーションウィズ
 ・所在地:同上
 ・事業形態: 訪問介護事業所

事件の詳細

尼崎市によると、同社が運営するデイサービス「尼崎リハビリセンター園田」で、2016年10月にデイサービス事業の指定を受ける際、勤務実態のない女性を常勤の生活相談員だと偽って申請し、今年3月まで約2年半にわたり介護給付費を不正に受け取っていた。また、訪問介護「介護ステーションウィズ」においても、2017年1月に訪問介護事業の指定を受ける際、非常勤の訪問介護員を常勤として虚偽の申告をしていたことが判明した。同訪問介護事業所では、1人以上の配置が義務付けられている訪問事業責任者を一度も配置しておらず、ずさんな運営が監査で明らかになっている。同社が不正に受給した給付費は約3,050万円で、尼崎市はそこに加算額を加えた約3,650万円の返還を求める。なお、対象となった事業所は20日付けで処分されている。

尼崎市の行政処分について

(1)尼崎リハビリセンター園田
【不正請求】
・新規指定申請時に、常勤の生活相談員として勤務する予定のない者を、常勤の生活相談員として記載。人員基準を満たしていると虚偽の申請を行い、不正に指定を受けた。
・運営規定の変更届において、常勤の生活相談員ではない非常勤職員を常勤と記載し、虚偽の届出を行った。

(2)介護ステーションウィズ
【不正請求】
・新規指定申請時に、常勤の生活相談員として勤務できる者がいないにもかかわらず、常勤の生活相談員を配置しているとして記載。人員基準を満たしていると虚偽の申請を行い、不正に指定を受けた。

※電話取材について
電話取材を申し込んだところ「お話しすることは何もありません」と電話を切られてしまいました。

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